11/28（木）はThanksgiving Day のため祝日でした。
パラオではクリスマスと並ぶ大きなイベントで、親戚一同集まって過ごします。
一日中食べて飲んで食べて飲んで・・・の大宴会。
（ランチから始まって、延々と深夜まで続く）
料理は各家庭の持ち寄りお惣菜と、チキンやビーフなどのバーベキュー。
もちろんターキーの丸焼きもあります。
クーラーボックスいっぱいのお肉を焼きつくした・・・
採れたてロブスターも丸焼きに
パラオ人の男性はお酒をよく飲む！
ベロベロに酔うまでひたすら飲む！
パラオ語で、酔っぱらってめんどくさい人のこと（たぶん）を「ショーガナイ」というのですが、
夕方にはショーガナイ人だらけでした。
一方、女性はあまりお酒を飲みません。
飲んではいけない文化があるわけではないけれど、好んで飲まないという印象。
おしゃべりしながら、デザート食べてます。
特別になにかするわけじゃないけど、みんなすごく楽しそうでした。
ホームステイ先の親戚の子たち
ちなみに、クリスマスも全く同じように過ごすそうです。
パラオは犬がたくさんいます。
基本的に放し飼いなので
飼い犬か野良犬かよく分かりませんが、そこらじゅうにいます。
日本の犬とはくらべものにならないくらい痩せてて目つきが野生。
うかつに近寄れません。（写真も撮れない）
私も一度、数匹の犬に吠えながら追いかけられました・・・なんもしてないのに・・・
犬好きですが、本当に怖かった・・・
そんななか、パラオではめずらしい愛らしいデブ犬を発見しました。
Calvinの親戚の飼い犬で、名前はマヒ。7歳のラブラドールリトリバー。
なでまわしても、されるがまま。
か、かわいい・・・
パラオには地元の野菜などが売っているいわゆる「大きい市場」はありません。
でも消防署の前の広場で、たまに朝市が開かれます。
地元のおばちゃんたちが、家で作った野菜やお惣菜を持ち寄って
のんびり売っているゆるーい空間。
その中で、ついに見ました！
パラオを代表する珍味「フルーツバット（コウモリ）のスープ」。
白目向いてこっち見てる・・・
コウモリは肉を食べるというより、ダシをとるためのものらしい。
香りはチキンスープのようで、おいしそうでした。
今回は見送ったけど、2年間のうちに挑戦しようと思います。
パラオではペットボトル、缶（スチール・アルミ）、ガラスのリサイクルを進めています。
空き缶やペットボトルを持ってくると1個につき￠5 戻ってくる仕組み。
ここはコロール州が運営するRedemption Center。
Mdogマリーナの近くにあります。
あちこちから集まってくる缶やペットボトルを計量中
持ってくると言っても、実際は個人個人で持ち寄るというより、
回収業者が集めて、まとめて持ってきます。
キャップもラベルもそのまま
ア○ヒビールは大人気
集まった缶やペットボトルは圧縮機でつぶして、
パックして輸出業者に買い取ってもらい、台湾などに輸出しています。
一番価値があるのはアルミニウムで1kgあたり￠30、スチール缶は1kgあたり￠5で
買い取ってもらいます。
でもペットボトルはもはや価値がなく、1kgあたり￠0・・・
価値のあるアルミ缶などと合わせて輸出することで、なんとか採算をとっているとのことです。
（リサイクル業界の常識なのかもしれませんが、知らなかったー）
集めれば集めるだけ損するこの状況で、
ペットボトルのリサイクルをどうやって進めていくか・・・今度の課題だそう。
働くスタッフはみんな元気で明るいです。
写真撮っていい？って聞いたら、笑顔でピース
マンゴーはあまり見かけませんが、パパイヤはどこでも売っています。
隣の家のパパさんに、パパイヤは好きか？ときかれて、Yesと答えたら、
庭先の木から真っ黄色に熟れたパパイヤを採ってくれました。
黄パパイヤの写真は撮り忘れた～
また別の日の夕飯どき、
パパイヤあるから持って行きなさいとのことで持たされたのは
青パパイヤの炒めもの。
青パパイヤとキャベツ、ニンジンと、チキンを炒めたもの
スーパーに売っているものもほとんどが青いままのパパイヤで、
野菜として食べる方が一般的みたいです。
何より驚いたのは、家庭料理に野菜が出る家もあるんじゃん・・・！ということ。
ステイ先の夕飯は、基本的に「魚orチキン、とライス、以上。」という感じで、
野菜のやの字も出なかったので、これにはびっくりでした。
パパイヤ炒め、おいしかったー！
ホームステイ先のキッチンを紹介。
キッチンとダイニングルーム
電気コンロ、オーブン、冷蔵庫、電子レンジ、炊飯器と一通りのものはそろっています。
以前、子どもが住んでいた名残で冷蔵庫には写真がいっぱい
コンロは手間の二つは壊れていて使えない・・・
電子レンジは最初クモの巣だらけでドロドロでしたが、必死に掃除したら一応動きました。
でもカビ臭い・・・。チンしたものがカビ臭くなります・・・
勝手口から出た外にも、キッチンとテーブルがあって、夕飯は基本的にここで食べます。
外はガスコンロ。揚げ物などはここで料理します
衛生面は突っ込みどころがたくさんあるけれど、
毎日、炊飯器でご飯を炊いたり、お醤油やカレールー（バー○ンドカレー）が常備されていたりと
親近感を抱くキッチンです。
＊ちなみに、Mengkurは3回目の当選を果たして、ご機嫌です。
選挙はパラオ語でも「センキョ」です。
コロール州の州議会議員選挙が行われています。
3週間ほど前から激しい（？）選挙活動が繰り広げられ、いよいよ本日投票日。
それに伴い、朝7時から夜7時までアルコールの販売が中止されます。（なぜ？）
カウンターパート（隊員の配属先の同僚で、一緒に仕事を進める相棒のような人のこと）の
Mengkurは、公共事業局に勤めるいわゆる「国家公務員」でありながら、
コロール州議会議員を兼任しています。
ちなみに公共事業局の仕事がフルタイムで、州議会議員はパートタイムだそう。
54人立候補しており、座席は18人のみ。
Mengkurは3回目の当選なるか！？ 開票は今夜。どきどきです。
キメ顔のMengkur。地区の有力者の息子（らしい）
10月6日の夜から7日にかけて、パラオに台風が上陸しました。
ステイ先の近所のママさんいわく（推定50歳）、
「私の人生で5度目の台風」とのこと。
官公庁や学校はお休み。隊員はホテルに避難。
6日の夜からは風も強まり、外出禁止令が出ました。
23時くらいから（翌夕方まで）停電・・・
台風とは関係なく毎日続いている夜間（21時から翌朝まで）断水も・・・
夜中は（見てないけど、音から察するに）ものすごい暴風雨でした。
そして、ホテルの床はなぜかびしょ濡れ。
7日の朝は台風一過！を期待していたら、風も強く、ずっと雨が降ったり止んだりの天気。
ホテルの窓から・・・奥のヤシの木が風でなびいてる
街中も木が倒れたり、屋根が飛んだりと大変なことになってました。
朝市などが開かれている小屋が全壊・・・
そんななか、3R研修は午後だけ、ホテルのロビーでちょこっと開催。
フライトの変更ができないってことで、各国からの参加者は夜には帰国していきました。
大変だったけど、良い思い出になったね～ってことで親睦は深まりました。
そして本日8日は快晴だけど、 結局、官公庁と学校は今日もお休み。
みんな家の片付けとか掃除で忙しいかららしい。ここがパラオっぽい～
ケガ人はいなかったみたいで何より。
11/4から4日間、JICAの技術協力プロジェクト（J-PRISM）主催の
「Regional Training on Promotion of 3R Activities in PALAU」が行われています。
この研修は太平洋州の島々から廃棄物関連の関係者を招いて、
パラオの一歩進んだ3Rやリサイクル政策を見て、聞いて、学んでもらおう！というもの。
ミクロネシア連邦（ポンペイ、チューク、コスラエ、ヤップ）とマーシャル、フィジー、キリバスから国政府や州政府の人がパラオに来ています。
（ポンペイとコスラエ、マーシャルのJOCV環境教育隊員も来てる）
最初の二日は、各国のプレゼンテーションや各州のリサイクルセンターの視察など・・
そして今日からディスカッション・・・の予定だったのですが！
今夜から明日にかけてパラオに台風上陸のため、延期になってしまいましたー。
今日明日と官庁や小学校はすべてお休み。
お店も今日は15時には閉まって、夜には外出禁止令が出るらしい。
でもはっきり言って、昼間の時点では快晴・・・そして午後からちょっと雨・・・
別に休みにしなくてもよかったんじゃないかなーと思ったり。
パラオではめったにない台風なので、被害は未知数。
隊員もJICAオフィス横のホテルに避難中です。
Palau Life 