月別アーカイブ: 2014年6月

Palauan Night Market

コロールの中心地にあるベツレヘム広場で、
二週間に一度、Night Market が開かれています。

Night Market は各国の料理などが並ぶ「International Night」と
パラオの各州(全部で16州ある)が持ち回りで担当する「Palauan Night」が交互に行われていて、
先週の金曜はコロール州が担当するPalauan Night でした。

娯楽の少ないパラオでは、Night Market はみんなが楽しみにしているイベントの一つ。
今回は特に、16カ月ぶりのコロール州の担当ということで、大盛り上がり。

夕方5時に、コロール州知事の挨拶から始まります。

州知事「アダチさん」(パラオ人)

州知事「アダチさん」(パラオ人)

ホームステイ先のママさんも、お弁当やお菓子を売るお店を出すとのことで
店番のお手伝いをすることに。

料理は全部手作り

料理は全部手作り

色んな団体が色んなお店を出していて、
こんな混んでいるNight Market 見たことない!ってほどたくさんの人出でした。(パラオにしては)

ふと見ると、ひとりでぷらぷらと買い物している大統領の姿が。
もちろん警備などは一切なし。さすがパラオ。平和です。

ステージ上では、パラオの伝統ダンスや歌など、
途切れることなく4時間以上・・・延々と続いていました。

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次にコロールが担当するのは16カ月後。
また次回もお店手伝ってね、とママさんに言われましたが、
気が付けば、パラオに来てもう9カ月。あと15カ月で日本に帰るんだった・・・とちょっとしんみり。

ねこ屋敷

ホームステイ先の敷地内には猫がいっぱいいます。
(広い敷地内に、親戚同士の家が何軒か建っていて、猫の飼い主はステイ先の隣の家)

もともと8匹もの猫がいたのですが、ここ最近ものすごい出産ラッシュで
子猫の数がどんどん増えている。

一カ月前に産まれた3匹と、
二週間前に産まれた3匹と、
先週末産まれた4匹、
いつ産まれたんだかよく分からない1匹、が新たに加わりました。

総勢19匹・・・(6月17日現在)

cute・・・♡

cute・・・♡

soooo cute・・・♡♡

soooo cute・・・♡♡

おまけに、もう1匹、妊娠中。まだまだ増えます。

犬派だったけど、猫もなかなかかわいい。
あんまり懐いてくれないけど。

そっくり親子

そっくり親子

ココナッツ

パラオでとっても身近な食べ物「ココナッツ」。

そこらじゅうに生っているので、いくらでも手に入ります。

ココナッツウォーターを飲んだり、ココナッツミルクを料理に使ったり、
パラオ生活に欠かせないものです。

ココナッツと言えば、
よく見かける茶色い毛が生えたものと、

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木に生っているオレンジ(黄緑のもある)のココナッツの実。

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この二つの関係性が、パラオに来るまでよく分かっていなかった・・・

オレンジの実が熟したら、自動的に茶色いココナッツに変わるのか・・・?
でも茶色いココナッツが生ってるのを見たことがない・・・と疑問でした。

パラオで来てしばらくして、
「オレンジの実の皮を頑張って剥いて初めて、中から茶色いココナッツが出てくる」ということが判明。
(よく考えれば分かったかも・・・)

この皮を剥く作業が、実はものすごい力仕事。

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軽い気持ちでココナッツ飲みたい、と言ったら
ホームステイ先のパパさんが汗だくになりながら、皮を剥いてくれました。

よく冷やして飲むココナッツウォーターはパラオで一番おいしい飲み物だと思う。

Open Water Swim

「Palau Open Water(Ocean) Swim」 という遠泳大会に参加しました。

沖に見える小さな島を目指す!

沖に見える小さな島を目指す!

パラオのキレイな海で泳ぐという魅力もあって、
日本からこの大会に参加する為だけに、わざわざパラオに来る人もいるほど。

パラオのナショナルチーム(オリンピック候補)の若者たちも参加。

そんな本気の人たちに混ざって、素人でも気軽に参加できるのが
パラオのスポーツ大会の良いところです。

種目は、5km、3km、1.5km、1km、500m、250m の6つ。
私は、3km に参加。人生初の海での遠泳。

はっきり言って、始まるまでちょっとナメてました。
水泳はどちらかと言えば得意だし、
3kmくらいなら、まぁゆっくり泳げば余裕でしょ~くらいに思ってました。

しかし。
開始1分で、プールで泳ぐのと、海で泳ぐのは全っっく違う!ということに気付き、
打ち寄せる波と、しょっぱい海水に、むせこみ、パニックに。

気が付けば、あっと言う間に先頭集団から大きく引き離され、見回しても誰もいないという恐怖。
Uターンスポットのブイも見えるのに・・・見えるのに・・・全然近づかない・・・。

何度も心が折れそうになりながら、
カヤックに乗った伴走のおばちゃんに「Good job! You can do it !」とずーっと励まされながら、

1時間50分もかかって、なんとか泳ぎ切りました!

あぁ、パラオに来て一番の達成感!
参加してよかった。けど来年は、もういいかな・・・。

Baby Shower

週末に「ベイビーシャワー(Baby Shower)」がありました。

第一子が無事に生まれ、母親も健康なことをお祝いする
パラオを代表する伝統行事(パラオ語で「シューカン(習慣)」)の一つ。

パラオには伝統的には結婚式がないので、
(そもそもパラオ語で「結婚」という概念はないらしい)
このベイビーシャワーが、両家の親族が集まってお祝いする初めての場となります。

ベイビーシャワーとしての儀式は、実は10日前くらいから始まっていて、
この日のお披露目が最後の儀式となります。

お昼から始まり、料理を食べて、前座の踊りを見て、待っていると・・・
伝統衣装を身に付け、体中に黄色い液体(ジンジャーとココナッツを混ぜたもの)を塗った花嫁さんが登場。

花嫁さんはまた20歳。若いー!

花嫁さんはまた20歳。若いー!

次々と流れてくるパラオの曲に合わせて、色んな人が花嫁さんの周りを1ドル札を片手に踊り、
一曲終わると、そのお札を花嫁さんに渡します。
・・・これを何曲も何曲も繰り返します。

その間、花嫁さんは片手を挙げたこの体勢をずっと維持。笑顔も維持。大変そう・・・

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よく見ると、踊っているのは花婿側の親族の女性のみ。
花嫁側はもてなす立場なので、みんな座って見守ってるだけ。

花嫁側の家族と、花婿側の家族で、役割がはっきり分かれており、

花婿側の家族は、お金を用意して(相場が上がっていて、今は$1万以上らしい)、
花嫁側の家族は、食べ物と会場を用意することになっているそうです。

家系の中で女性の権限が強いパラオでは、こういった行事の際も
お金の工面から、当日の準備まで、すべて女性(母や叔母)を中心に進められます。

当日の会場も、会場(サマーハウス)内に座れるのは女性のみ。
一番前の特等席も、年長の女性たち。

衣装のかわいいおばあちゃんたち(日本語ペラペラ)

衣装のかわいいおばあちゃんたち(日本語ペラペラ)

男性は完全に蚊帳の外・・・
サマーハウスの中にも座らせてもらえず、隅っこの木の下とかで(のびのびと)お酒を飲んでます。

今回は、花婿がホームステイ先の弟だったので、花婿側の親族として参加させてもらい、
いっぱい食べさせられ、いっぱい踊らされました。

パラオの行事はもれなくお腹いっぱいになるけど、楽しい。

お幸せに・・・♡

お幸せに・・・♡