カヤンゲル(Kayangel)島へ、日帰り出張で行ってきました。
カヤンゲル島は、パラオの北の端にある小さな島です。
ここへ辿り着くには、波の高い外洋を越えて行かなければなりません。
当日朝、天気は快晴。内海は波も穏やか。
これは予定通り、2時間で着くかなーと思っていましたが、甘かった。
外洋に出た途端、波の種類がガラリと変わり、
まー揺れる、揺れる、揺れる。
バッコンバッコン波にぶつかり、ボートが全然進まない。
ライフジャケットを握りしめ、舌を噛まないように歯を食いしばり、
もう二度と来るもんかと心に誓いながら、耐え続けること3時間超・・・
(これでもパラオ人に言わせると「今日は波が高くなくてよかったね」とのこと・・・)
やっと、美しい海と島が見えてきました。
カヤンゲル島は、2013年の台風により大きな被害を受けた島。
壊れた屋根や、折れた木々はまだそのままでした。
予定よりだいぶ到着が遅れたため、
美しいビーチを楽しむ余裕もなく、急いで学校へ。
今回の出張の目的は、カヤンゲル小学校にて、環境教育の授業を行うこと。
生徒たちは久しぶりの来訪者を心待ちにしてくれていたようです。
3Rの授業を、キラキラした瞳で聞いてくれました。
終わったらすぐに、帰りの船が出るぞ!急げ!ということで
挨拶もそこそこに港へ直行して、帰路に。
往復時間、約6時間。
滞在時間、約2時間。
あぁ、もっと村の様子とかゆっくり見たかった・・・
ビーチを満喫したかった・・・
また行きたい!!