月別アーカイブ: 2014年2月

昼休み

職場の昼休みは、11時半~12時半の一時間と決められています。
(就業時間は7時半~16時半)

しかしここはパラオ。
時間がぴったり守られるわけもなく、
11時半前からスーッといなくなり、戻ってくるのは13時過ぎだったり。
そのまま午後は戻って来なかったり。

昼食は、家に帰ったり、職場でお弁当食べたり、時にはみんなで食べに行ったり、
思い思いに過ごしています。

午後に、なかなか戻ってこない上司を探しに行ったら、
小屋で昼寝してました。
スヤスヤ~

手がかわいい

手がかわいい

ウドウド

パラオには、「ウドウド」と呼ばれる
伝統的にお金として使われてきたマネービーンズが残っています。

古くから結婚や出産、家を買うときなどに使われてきました。
(今でも、特別な行事の際は使うこともあるとか)

売店でもお土産用のレプリカを手に入れることはできますが、
こちらは本物!のウドウド。

今となってはその価値はプライスレス

今となってはその価値はプライスレス

この日、ボロボロになっていた古い紐を付け替えて、
ホームステイ先の親戚の叔母さんから、姪っ子へと受け継がれました。

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ちなみに、紐もちゃんとした伝統的なものかと思いきや、
そこらへんの売店で、$1とかで売っている普通の紐でした。

パラオは母系社会のため、母方の血筋が強く、
(一族の長も、クイーンと呼ばれるおばあちゃん)
このウドウドも、母から娘へ代々受け継がれてきたもの。

立派なウドウドは、立派な家系であるという象徴となっているものだそうです。

Fishing

週末に同僚のJoeがボートを出して、釣りに連れて行ってくれました。
(日本から遊びに来てくれた弟も一緒に)

紅の豚のマルコにしか見えないサングラス姿

紅の豚のマルコにしか見えないサングラス姿

釣りと言っても、竿やリールなどは使わずに
針と糸のみを使って、手で釣るパラオスタイル。

エサは小イワシ

エサは小イワシ

重りとエサを付けたを糸を、海底まで垂らします。
そしてちょこっと持ち上げて、待つ・・・
魚が突く感触を感じたら、一気に引き上げます。
これをひたすら繰り返す。すべて手作業!

経験の差か、同じことをしているのに
ベテランJoeと私たち初心者とでは、釣れる量がまったく違う。
同じようにしてるのにな~

でも、良い魚群に当たると、入れ食い状態でじゃんじゃん釣れます。
楽しい・・・!ハマりそう。
あっという間にクーラーボックスがいっぱいになりました。

色鮮やかな魚たち

色鮮やかな魚たち

お昼は無人島(ウーロン島)に上陸して、お弁当。

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天気も快晴で、波も穏やか。最高の釣り日和でした。

コンポストセンター

「コンポスト」とは生ゴミを堆肥化すること。

環境教育の技術補完研修で、家庭用コンポストについて色々教えてもらい、
派遣前訓練でもさんざんコンポストって、
任地に行ったら、コンポストを広めるんだーと思っていたけれど、
パラオには、すでに立派なコンポストセンターがありました。

Redemption Centerと並びコロール州政府が運営する施設。
ホテルや一般家庭から出る生ゴミや剪定ゴミ、古紙類を回収して、
堆肥を作り、販売しています。

回収してきた生ゴミを、

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手作業で分別(プラステックなどを除く)

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剪定ゴミ(枝や落ち葉)は、細かく砕いて

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生産ラインに入れて、発酵させること数週間・・・

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コンポストの完成です。

この施設も、導入のきっかけは日本人だったけれど、
今ではパラオ人スタッフの手によって管理、運営されています。

スタッフも誇りを持って働いていて、とても活気があります。

個性豊かでおもしろい

個性豊かでおもしろい

パラオの一般家庭では、台所から出る生ゴミは
庭にそのまま捨てて、猫か犬か鳥か何かのエサになります。
なので、「ゴミ箱に生ゴミを捨てる」という感覚はあまりありません。
(家庭によっても違うかも・・・)

最初は、庭に捨てるってどうなの!?って思ったけれど、
翌朝にはキレイになくなっている生ゴミを見て、
これが一番、自然に優しいのかも・・・と思いました。

家庭用コンポストの需要がないはずです。

Sashimi

海に囲まれているので、魚がとっても身近。
お刺身を食べる機会は日本より多い気がします。

日本のように、 ちょっと高級品、わ~今夜はお刺身だ、のようなイメージはあまりなく、
若者からすると、また刺身かよ、飽きたよ、という感覚のものらしい。

仕事帰りに港に寄って、ちょうど漁から帰ってきた船がいたら、
とれたての魚を分けてくれます。
(パラオでは、みんなに分けるのが当たり前だそう)

立派な新鮮な魚を、その場でさばいてもらいました。

刺身はパラオ語でも「Sashimi」

刺身はパラオ語でも「Sashimi」

そして、醤油とワサビで食べる!

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ついさっき、とれたばかりの新鮮なお刺身。
おいしくないわけがない~!

マラカル島の港で、パラオ人のおっちゃんに囲まれながら
夕方から、ビール片手にお刺身を食べてる日本人がいたら、それはきっと私です・・・