先週、パラオに天皇皇后両陛下がご来訪されました。
この日のために、一年近く前から、パラオのあちこちで準備が進められてきました。
「テンノーヘイカはいつ来るの?いつ来るの?」と、何度も何度も訊かれてきました。
無事に実現して本当に良かった!
パラオ中が待ちに待ったご来訪当日(8日)。
道路沿いには日本の国旗が掲げられ、大歓迎ムードです。
夕方に両陛下の車がこの道路を通る、という知らせがあり、
もうみんなお昼過ぎから、そわそわそわそわ。
配られた両国の国旗を手に、仕事そっちのけで旗を振る練習を重ねるおっちゃんたち。
たくさんの人が、今か今かと到着を待ちます。
そして、夕方17時過ぎ、
ホームステイ先のママさんと一緒に旗を振りながら待っていると、
警察に先導された、それらしき車列が・・・!
あ!!!
陛下が窓を開けて、笑顔で手を振って下さっていました!
「あれよね!今のがテンノーヘイカよね!!目が合ったわー!」とママさん大はしゃぎ。
あっという間の出来事で、写真撮るのも忘れた。
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そして、その日の夜、
JICAとして在留邦人ご接見に参加し、
一人一人、自己紹介をして、お言葉を交わす機会がありました。
そしてついに目の前に、両陛下が・・・感動と緊張であまり覚えてないですが・・・
最後には「がんばってください」と言って頂き、うれしかった・・・。
あと半年、がんばろう、と心から思いました。
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次の日(9日)、両陛下はペリリュー島を訪問し、
慰霊碑に花を沿えて、戦没者に黙とうを捧げられたそうです。
ペリリュー州では、この記念すべき日を州の祝日に制定するとのこと。
天皇皇后両陛下のご訪問という、きっとパラオの歴史に残るこの日に
パラオにいられて、とても貴重な経験となりました。