先週、配属先主催の「Waste Survey Trainning」が行われました。
これは、各州(14州参加)の担当者の集めて、
Waste Generation & Composition Survery(ゴミの発生量&組成調査)の方法を指導しよう
(そして各州に戻ってそれぞれ調査してもらおう、そしてその集めたデータをちょうだい)
という研修。
準備が全然進んでなくて、一時はどうなることかと思いましたが、みんなよくがんばった!
5日間の研修は大成功で終わりました。
実際に、マルキョク州の数軒のお宅をピックアップして、
インタビューの仕方、ゴミを集め方、計り方、分別の仕方、データの計算の方法など
手取り足取り、5日間かけて教え込みます。
最初は「なぜゴミの調査が必要なのか」などの基本的なレクチャー。
そして、チームに分かれて各家庭を周り、ゴミの調査開始です。
まずは、住人へのインタビュー調査。
そして、ゴミ発生量の調査。(重さ、体積を計る)
続いて、持ち帰ってきたゴミを分別し組成調査。(それぞれの重さ、体積を計る)
最後に、持ち寄ったデータをもとに
例えば「一人当たりのゴミの排出量」や「プラスティックゴミの割合」などを計算します。
これがなかなか大変だった・・・
できる人は簡単な説明で、ちゃちゃっと計算を進めてくれます。
でも算数が苦手な人は、ちゃちゃっと「割合」とかを出せるわけがない。
「20、割る、100、それに100を掛ければ、パーセントがでるよ」
「なるほど!」
電卓と見つめ、固まるおっちゃん。
「20と100、どっち先に打てばいいの?」
そこからかー!というレベルの人もちらほら・・・
それでも5日間終わるころには、参加者同士の仲も深まり、
ゴミ調査の知識も(たぶん)深まったと思います。
パラオ人っていいな~面白いな~ってつくづく思った5日間でした。